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コロナワクチン接種のご質問にお答えします(中岡医師)

2021.7.31
お知らせ
院長より

ホームページをご覧のみなさまへ

一般の方へのコロナワクチン接種が可能となってきました。

〝コロナワクチンの副反応が心配〟〝採卵、胚移植には大丈夫なのか〟〝不妊治療との関係からいつ接種すれば良いのか〟などの多くの疑問や、接種を迷われている方も多いと思います。

妊娠を考えられている方は原則、コロナワクチンを接種されるのが良いと考えています。接種時期は可能な限り早めが良いのですが、治療との兼ね合いで接種時期を決めてください。

 

①ワクチン接種は、いつでも接種可能です。現段階では不妊治療や妊娠にワクチン接種の影響はないと考えられています。

②ワクチンは2回接種が基本となります。ワクチンの種類により、1回目と2回目の間が、3週間(ファイザー社)と4週間(モデルナ社)がありますので、ご確認ください。

③ワクチンの副反応として、頭痛、発熱、倦怠感、接種部位の反応などが生じることがあり、特に2回目の接種後には頻度と重症度が増すと報告されています。副反応の症状は接種翌日がピークとなります。接種後2-3日は体調がすぐれない可能性があることを考慮して、接種時期を決めてください。

④頭痛や発熱が生じた場合には、アセトアミノフェン(当院ではカロナール)が有効です。卵子や胎児への影響はありませんので、安心して内服してください。

⑤男性のコロナワクチン接種時期は、いつでも問題ありません。ただ副反応による体調の悪化が、精液所見などに影響する可能性があることを考慮して、接種時期を決めてください。

 

当院スタッフもほとんどがコロナワクチン接種を受けています。
何か疑問がありましたら、ご連絡ください。