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二段階凍結について

2019.3.28
レポート
生殖技術部門より

ホームページをご覧の皆様へ

たくさんの卵子が回収できた場合、基本的には高い妊娠率が期待できる「胚盤胞まで育てて凍結」を目指したいところです。

一方で全ての胚が胚盤胞にならず、凍結できないリスクもあります。

 

そこで3日目に最大2個まで凍結保存して残りを胚盤胞に育てて保存することで、凍結できないリスクを小さくすることができます。

3日目に1段階目の凍結を行いますが、凍結する胚は移植できる胚の中で上位2個を凍結しているため、保険的な意味での凍結とは限りません。

1段階目に凍結しなかった胚は全て胚盤胞まで育てて凍結します。

 

3日目胚と胚盤胞、2つのタイミングで凍結するのが二段階凍結であり、リスクを最小限に抑えつつ高い妊娠率を目指した方法です。

詳しくは添付の画像ファイルよりご確認ください。

 

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