遠方からお越しの方へ

ミニマム・ステイ・IVF(自費診療のみ)

体外受精を希望される遠方の方が、出来るだけ来院回数を少なくして治療をしていくプランとなります。

初診当日に 診察・体外受精スケジュール・精液検査 を1日(もしくは2日)で済ませ、検査結果に異常がなければ次回来院される日が採卵当日となります。

※初診当日に精子凍結をご希望の方は予約の際にお申し出ください
※凍結精子や精液検査をご希望の方は禁欲日数を2~3日に調整されることをお勧めします

初診時に入籍されている方は戸籍謄本、事実婚の方は各々の戸籍抄本(全て3ヶ月以内発行のもの)をご持参ください。
(注意:持参がない場合は体外受精のスケジュールを立てることはできません) 詳しくはこちら

地元での協力医について

ミニマム・ステイをご利用される際は、地元でご協力いただける医師を見つける事が必要になってきます。
最寄りの医院様にお電話していただき、協力医をお探し下さい。
※ご来院までに必ずしも協力医が決まっている必要はありませんが、決まっておられる方がよりスムーズに紹介状が作成できます。

協力医の条件

※2・3・4は自己注射が出来ない方の条件となります

1 簡単な不妊治療が可能であること
(経腟超音波検査で卵胞を見て頂ける病院の事です。大きい病院である必要はありません)
2 FSH製剤(ゴナールF)
HMG製剤(HMG「フェリング」・HMG「F」・HMG「あすか」)
アンタゴニスト製剤(セトロタイド・ガニレスト)
HCG製剤(HCG「F」・ゴナトロピン・オビドレル)
黄体ホルモン製剤(プロゲステロン・プロゲストンデポー)が病院にあること
3 条件2が困難な場合、当院から薬剤を持参して打っていただけること
4 21時以降(23時を過ぎることもあり)のHCGの注射を打っていただけること
日祝日も注射可能であること
5 午前中(日祝日以外)に協力医を受診して当院に連絡いただけること
※可能であれば当日採血したホルモン値(E2・P4・LH・FSH)の結果が数時間で出る事が望ましい

実例スケジュールの一例

場所 実施事項 治療内容
自宅 初診日までに
準備する事
  • 他院からの紹介状・検査結果(お持ちの方)
  • 戸籍謄本:原本1部(入籍済みのご夫婦)
    <未入籍(事実婚)・外国籍の方は「戸籍提出のお知らせ」をご覧下さい>
  • 「体外受精インフォームドコンセント」の動画視聴(*1)
  • スケジュール中の協力医をご自身で探しておく
(※1)予約確定後、当院から必要書類を郵送します
同封しているQRコードを読み込み、初診日までにご夫婦で視聴して下さい
必要書類到着後、閲覧の期間も考慮してご予約をお取り下さい
大阪 IVFなんば
クリニック初診日

1日で全ての検査を実施

【1回目の来院】
ご夫婦:血液検査
奥様:子宮頚癌検査・超音波検査
ご主人様:精液検査・精子凍結(※2)
  • 必ずご夫婦そろって来院が必要
  • 体外受精スケジュールを作成した場合は協力医への紹介状を発行
(※2)1回目来院時に精子凍結をご希望の方
下記の感染症採血6項目の結果を持参して下さい
HBs抗原・HBc抗体・HCV抗体・HIV・RPR・TPHA
<1年以内の結果に限ります>

2日間に分けて検査を実施

【1回目の来院】
奥様:血液検査
   子宮頚癌検査・超音波検査
  • 奥様1人での来院でも可
【2回目の来院】
ご夫婦:血液検査
ご主人様:精液検査・精子凍結
  • 必ずご夫婦そろって来院が必要
  • 体外受精スケジュールを作成した場合は協力医への紹介状を発行
自宅 体外受精
実施1ヶ月前
(前周期)
準備周期のお薬開始
体外受精
実施月
(本番周期)
生理開始
  • 生理周期3日目から排卵誘発剤の注射開始
  • 協力医で超音波の施行(複数回)
 ↓
卵胞発育したらIVFなんばクリニックへ連絡
  • 排卵日決定
  • 夜間オビドレル注射の時間指定
大阪 <採卵日> 採卵のためIVFなんばクリニック受診
  • ご夫婦そろって来院が必要(凍結精子保存済みの場合は奥様1人での来院も可)
自宅 胚移植に向けて子宮内膜の測定
  • 協力医で超音波の施行(複数回)
子宮内膜の厚さが指示の値になればIVFなんばクリニックへ連絡
大阪 <胚移植日> 胚移植のためIVFなんばクリニック受診
  • 妊娠判定までの黄体ホルモン内服薬を持ち帰り
自宅 妊娠判定(尿検査)
  • 妊娠判定の結果をオンライン診療にて報告
    (陽性であれば黄体ホルモン内服薬をご自宅へ発送)
  • 地元協力医で妊婦検診